プログレス・イン・イングリッシュ

「Progress in English」

いわゆる検定教科書ではないのですが、おすすめの教材です。

プログレス(Progress in English)とは

プログレスは今から50年以上も前に、六甲学院中学・高等学校のロバート・M・フリン先生が作成された、画期的な英語教材です。当時から受験英語はもちろん、社会人になってからもずっと使える実用的にも役立つ英語学習を意識して作成されており、現代の学校英語教育が次々と見直されている中でも、コンセプトが変わることなく(変える必要のない完成度と普遍的価値をもっている)難関進学校で使用され続けている教材です。

レベル別にBOOK1からBOOK6まであり、BOOK3までで収録語数が3000語程度(一般的な教科書の中3レベルは900~1200語)、高校2年程度の英文法レベルと、一般的な英語の教科書と比べると内容が濃く進度が早いです。そのため、主に中高一貫の進学校でプログレスが使われています。

リスニングスピーキングといった耳からのインプット口からのアウトプットによる英語学習に力を入れており、当時からカセットテープによるネイティブ・スピーカーの会話や朗読を聴いて、自分で発声して勉強するスタイルを採用していました。また内容も幅広く、英語を通じて英語圏の文化や歴史に興味を持ったり、教養を深める内容となっており、受験英語の「その先」も意識した内容になっています。

プログレスで学んでから30年以上経ったわたしの率直な感想

わたし自身、中学・高校時代にプログレスを使って英語を学んでいました。

中学の間に高校レベルの英語力が身に付く

中学3年間はしんどいが、後で「楽」できる

中学2年でBOOK2、中学3年でBOOK3を終えるのですが、普通の英語の教科書がとても簡単に思えてきます。当時、中学3年分の英語の教科書を中2の途中までに終えてしまい、中3ではBOOK3と高校の英語の教科書を併用していましたが、高校の教科書はほぼプログレスの内容の復習状態になっていました。

英検にも役立つ

わたしのいた中学では、中2と中3で英検を受験していました。中1から英語を始めても、中2で英検3級、中3で英検2級合格できるレベルになります。学校でほぼ全員が合格といった感じなので、がんばればもう少し上の級も狙えると思います。当時準1級がなかったのでわかりませんが、同級生で中3で1級を受けて合格している人も結構いました。

英検の際に役に立ったのが、プログレスのリスニング暗唱です。英検ではリスニングと面接がありますが、日ごろからプログレスのテキストのリスニングをやっていたことと、英文を暗唱していたことで難なくリスニング問題や面接の受け答えができたのだと思っています。

特に、プログレスの暗唱は社会人になってからも役立ちました。

プログレスの「暗唱」は、社会人でも役立つ

当時の英語の先生がものすごく厳しい先生で、プログレスの内容(BOOK1からBOOK3まで)の大半を暗唱しなければならなかったのですが、これが社会人になって役立ちました。

授業で当てられ、暗唱した内容をすらすら言えないと、言えるようになるまで居残り(苦笑)となるので、あのときは正直仕方なしにやってたんですが(苦笑)、おかげで、大人になってもフレーズが反射的に出てくるのです。

これは本当に役に立っていて、外国人と仕事で英語の文章を書いたり、英語で議論したりするときに、暗唱のおかげで、サッと書いたり自分の考えをパッと答えることができています。

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