もうすぐ4月、新年度、新学期が始まります。この時期に英語の勉強を始める人も多いでしょう。
●月までにTOEIC●●●点突破、英検●級合格といった具体的な目標を立てて、勉強している方が多いと思います。
意外と忘れがちなのが、今の英語力のチェックです。英語学習の最初の段階の時期に現状の実力把握をしておくのをおすすめします。
具体的には、TOEIC模試を受験したり、英検の過去問にトライしてみるのがよいでしょう。
TOEIC模試は、各社からいろいろな模試がでていますが、まずはETSから出版されている、公式の「TOEIC Listening & Reading 問題集」をおすすめします。TOEICの製作元が本番と同じプロセスでつくったテストなので、リーディング問題もリスニング問題も完成度が高く実力把握にぴったりです。リスニングの問題文もどこかで聞いたことがある声だと思ったら、公式のスピーカーさんが読み上げているというこだわりようで、本番さながらに実力チェックができます。2回分の模試がついているので、最初に1回、途中で1回トライして、学習の進度を確認するのにちょうどよいです。
英検の場合は、公式サイトで過去問を無料公開していますので、まずはそちらをおすすめします。事前にどれくらい得点できるか、自分の弱点がどの部分かを把握することができます。
【関連ウェブサイト】
試験内容・過去問(英検1級~5級)
公益財団法人 日本英語検定協会Website
自分の弱点が把握できていると、どこを勉強すればよいのかがはっきりするので、効率的に勉強できます。英語の勉強ってどうしても、得意なところに集中しがちなのですが、模試や過去問で客観的に英語力を測定し、苦手なところを克服するようにしましょう。