アルクの1000時間ヒアリングマラソン、興味あるけど挫折してしまいそうな人や、
一度挫折してしまって、またヒアリングマラソンを再開しようと思っている人向けの勉強法を紹介します。
正直、かなりゆるいです。ある意味、ゆるいから続けられるのです(笑)
ヒアリングマラソンの学習時間の推奨は、1年でおよそ1000時間と言われてますが、それだと1日あたり約3時間の学習時間が必要です。私の場合、1日3時間の英語学習は、ほぼ挫折確実です(笑)そこで挫折しないラインを探ってみると、1日1時間、1年で200時間位、4~5年かけて、1000時間達成なら無理なく、何とかなりそうだということになりました。
三日坊主であきらめてしまうと、スキルアップはそこで止まってしまいます。年数はかかったとしても、確実に1000時間やることが大切です。
スキマ時間をたな卸しする
学生さんも社会人も忙しいです。
英語を勉強するために、まとまった時間をわざわざ作ることは難しいでしょう。
まとまった時間を作れない場合は、スキマ時間を利用することにしましょう。
スキマ時間って意外とあるもので、余程多忙な人でない限り、きっと1日1時間位のスキマ時間が見つかります。一旦自分のスケジュールを1週間分たな卸しして、自分の時間を見える化してみましょう。
たとえば私の場合、通勤時間(当時)と出張の移動時間が結構あることがわかりました。通勤時間が毎日片道1時間、そのうち電車で座っている時間が片道30分強あったので、そこを英語の勉強時間に充当しました。
平日の往復で計1時間。平日1日1時間でも、1週間で5時間、1年で約240時間の英語学習時間を得ることができます!
教材はヒアリングマラソンに絞る
ヒアリングマラソンには、色々な教材がついてきます。English JournalのCD付教材など、リスニング学習にぴったりです。
しかし1日1時間で全部やろうとすると、どっちつかずになって結局はまた挫折する確率が高いです。そこで全部やってみたいのをぐっとこらえて、英語学習が習慣化するまでの最初のうちは「Hearing Marathon」一本にしぼっています。
勉強する箇所を細かく区切る
ヒアリングマラソンは1冊(1か月分)だけでも膨大な量の英文があります。一度に全部やろうとすると挫折しますので、1日1日、勉強する分を細かく区切っていきましょう。
私は、通勤時に勉強していましたので、その日勉強するテキストの見開き(2ページ)分をコピーして持ち歩いてました。これだと、1回1回区切りがついて良いです。また、そのコピーした紙に直接調べたことを書き込んだり、メモしたりして自分専用の勉強ノートをつくっていきました。
ただただ「流し聞き」しない。記録を取ろう。
しかしCDを、ただ流し聞きするだけでは聞き取れるようになりません。流し聞きしてわからない所を「テキストで確認」して、また「聞く」を繰り返していきましょう。わたしは聞き取れない所を、テキストのコピーにマーキングして「自分の弱点を見える化」していました。
わからない単語はもちろんその場で調べます。わたしは電子手帳を使って調べて、テキストのコピーにメモしていました。
こうして、自分だけの「記録」が残ったオリジナルテキストが出来上がります。
後でやり直そう
何日か後で、もう一回聞いてみましょう。聞き取れるようになっているところが増えているでしょう。単語の意味も前よりもわかってきているでしょう。
まだ聞き取れないところがあったり、調べた単語の意味を忘れてしまっていても心配ありません。そこは再度マーキングして記録に残しておいて、またの機会に覚えればいいことです。
ただ、あまり繰り返しやっても面白くないので、1,2回やり直した後は、完璧でなくても次のページに私は進んでいます。